今回は私が大学2年の時に東南アジアをバックパックで旅行していた時に様々な人に助けられた話、その中でもラオスから国境を越えてベトナムに行く旅で助けられた時の思い出を書いていきます。
私は当時フィリピン→タイ→ラオス→ベトナム→マレーシア→シンガポールと旅をしていました。
その旅の途中でラオスからベトナムに入るにあたり、飛行機と比べて圧倒的に料金が安かったバスで国境を越えることにしました。
東南アジアの、しかもラオスとはいえ一応国境を越えるようなバスなのだから少なくとも添乗員は英語を理解できるだろうと高を括っていました。
しかしながらバス停に行って見てそれらしき人に話しかけて見ても全く英語が通じません。
こちらもバックパックで複数の国を移動しながらだったのでそれぞれの言語をそこまで使えたわけでもなく、全くコミュニケーションが取れないままバスに乗り込む羽目になってしまいました。
しかも何故か運転手含めて疲れていたのか機嫌も悪く、こちらが何とかコミュニケーションを取ろうとしても相手にしてくれませんでした。
そんな状態で大丈夫だろうかと思っていましたが、偶然バスで隣あわせになったのが韓国人の男性でした。その彼が偶然英語を話せて、それで彼と色々と話していました。
すると、そこに一人のラオス人(もしかしたらベトナム人かもしれません)がいて、彼は以前韓国で働いていた事があるらしくある程度の韓国語を話す事ができました。
そこで僕は国境を越えるために何が必要か、どんなプロセスがあるのかということをその韓国人の男性に英語で伝え、彼がラオス人の方に韓国語で伝えてという言語リレーみたいなことをやって、この国境越えの旅についての知識をえることができました。
また、途中途中で何らかの情報を添乗員から聞きたいときも、私→韓国人→ラオス人→添乗員→ラオス人→韓国人→私という順でそれぞれの言語に置きかわりながらではありますが大体言いたい事が伝わり、安心してベトナムに入国することができました。
さらに、この韓国とラオスの方は僕にすごくよくしてくれて、途中で寄った現地食堂のシステムを教えてくれたり、ジュースをおごってくれたりしました。
以上のエピソードが私の東南アジアのバックパック中の思い出の1つです。
今思い返せば「いい経験をしたなあ」と笑い話にもできるのですが、当時の私にはこの韓国やラオスの方と知り合うまでは「ちゃんと目的地に向かってるのだろうか?」、「国境歩いて越えるらしいけど、出入国の審査とかどうなってるんだろう?」という不安しかありませんでした。
皆さんも旅行に行かれる時には現地の人と仲良くなられると色々と助けてくれるので、試してみてください。
ちなみに、この時思った事なんですが、海外旅行に行くときはクレジットカードを絶対に持っていくべきですね。
私は当時学生で、まだクレジットカードを持っていいなかったんですが、作っとけばよかったと後悔しました。
クレジットカードは学生でも作ることができますし。しかも、早いところであれば申込して即日中にカード発行可能なので、急ぎの時でも作ることができます。
支払い・両替などを考えたら、クレジットカードを持っていくのが絶対的におすすめです!